令和2-3年度 会長就任挨拶
公益社団法人 埼玉県宅地建物取引業協会
公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会埼玉本部
会長・本部長 江原 貞治
「明るく強い宅建協会の実現のために」
このたび、公益社団法人埼玉県宅地建物取引業協会の第12代会長に就任いたしました江原貞治でございます。
就任にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
新時代である令和を迎え、我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、まさに、戦後最大とも言うべき危機に直面しています。
このような状況のなか、会長という大役を務める機会を頂戴したことは、誠に身の引き締まる思いであります。
多くの先輩方が築いてこられました歴史を思い、より一層、本会と業界が発展し、会員の皆様のご事業が繁栄いたしますよう、職責を果たして参りたいと存じますので、皆様には、なお一層のご支援とご協力を切にお願い申し上げます。
私は会長就任にあたり、3つの施策を掲げております。
「安心・安全・満足の宅地建物取引を支える宅建協会」
「明るい宅建協会」
「強い宅建協会」
です。
1.「安心・安全・満足の宅地建物取引を支える宅建協会」を目指します。
一人一人の会員が、宅建業の専門家として、プロとして、地域に根ざして積極的なまちづくり活動に関わり、地域の皆様から親しまれ、愛される宅建業者として活躍し続けるために、宅建協会が強力にサポートして参ります。そのため、幅広い知識や専門性を高める研修会や消費者向け相談会などを引き続き開催いたします。
併せて、メディア等を活用し広報活動を充実させ、ハトマークの宅建協会のさらなる周知を図ってまいります。
また、「ウィズ・コロナ」の変革期の時、新しい形でのビジネスモデルの構築に取り組みます。
2.「明るい宅建協会」を作ります。
改革をより進めると同時に、組織の見直しと体質の改善を図ります。さらに、私たちのシンボルになります「宅地建物取引士資格試験の事務協力機関」の受託実現を目指します。
3.「強い宅建協会」を作ります。
変革期の時代、正確な情報収集と迅速な対応を図り、自分たちの意思をはっきりと表明できる宅建協会を作ります。また、宅建業の更なる社会的地位の向上を図り、地域社会への貢献、地域の活性化に取り組みます。
これら3つの施策の実現は、本会が現在抱える課題への対応であり、10年後の宅建協会、そして業界と会員の皆様のための取り組みになりますので、大胆な発想で果敢に挑戦して参ります。
宅地建物取引主任者から「宅地建物取引士」に変わり、私たちは「士(さむらい)」になりました。
2025年を目標とする本会の中長期経営ビジョンである「ハトマークグループ・ビジョン埼玉」の取り組みを着実に実行し、5千社の会員の皆様のご期待に応えるべく、決意を新たに、役員とともに、そして職員を活かし、力を合わせて取り組みを行って参りますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
会員の皆様の益々のご健勝とご多幸を心よりご祈念いたしまして、就任のご挨拶とさせていただきます。