全宅連不動産総合研究所は全宅連モニター会員による2021年10月実施の「第23回不動産市況DI調査」の結果をまとめました。
土地価格動向DIにおいては、全体では、実感値で+5.6Pとなり、前回調査に比べ△1.9P悪化しましたが、3回連続プラスとなりました。
その他、中古戸建価格が+6.0P(前回調査比+5.4P)、新築戸建て価格が+19.1P(同+5.5P)と、いずれも前回調査対比より大幅に改善しました。中古マンション価格は、3回連続プラスでしたが+8.5P(同△1.3P)と、前回調査対比では悪化しました。
一方賃料は、居住用賃貸が△6.5P(同+3.5P)、事業用賃貸は△16.7P(同+3.3P)となり、前回調査対比でみると、居住用賃料、事業用賃料ともに改善しましたが、依然厳しい状況が続いている結果になりました。
また、4~9月の新型コロナウィルスの影響に関する調査も併せて実施しました。
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