会員コラム「私の宝」

日本百名山踏破挑戦中！

株式会社レクスターリビング（越谷支部）
代表取締役　石森 久晴 さん

始まりは筑波山

誘われるままに軽い気持ちで行ったところ、思った以上に辛く、汗はダラダラ。帰りたいと何度も思いましたが、そのうち負けてたまるかという自分との闘いになっていました。やっとの思いで到着した頂上は、非日常の絶景、上昇した体温が風で冷やされていく、自分の脚で頂上を極めたという達成感を味わいました。53歳での山デビューでした。
毎朝6kmのジョギングで20kgの減量にも成功し、登山体型が整いました。今も出社前の日課になっています。

日本百名山を目標に

登山が趣味になって日本百名山の存在を知りました。最初に登った筑波山も含まれていたことから、目標にしました。日本中に散らばっているので全部登ることは難しいと思っていましたが、四国や九州も含め73座まで登頂しました。
雪山は以前、道迷いしたこともあり、登らないと決めているので、夏から秋にかけて短期間の勝負です。天気予報とにらめっこで計画を立てます。
暴風の中で飛ばされそうになったり、台風一過で道路が通行止めになっていたり、危険や想定外の事が起こります。それでも早朝うす暗いうちに出発して昼過ぎに目的地に着き山小屋でビールを飲むのは格別です。山小屋では初対面の人と雑魚寝、風呂なし、不便を味わいますが、俗世間とかけ離れた時間です。

山に魅せられて８年

例年、冬は低山でトレーニングしていますが、コロナ禍で移動が制限されるようになり、秩父を中心に埼玉県内に目を向けるようになりました。埼玉百名山なるものもあるらしいです。飯能市出身ですが、生家の近くにも多くの名山がある事に今更ながら気づきました。低山とはいえ、アップダウンが多く侮るなかれ、下山まで気を抜けません。
残す百名山は、北海道から屋久島までアクセスが悪かったり、難易度が高い山ばかりです。
まだまだ私の百名山への挑戦は続きます。

広報誌「宅建NEWS」No.182号（2021年7月発行）掲載